【日本酒備忘録】寒菊Discovery Seriesを全種類飲み比べ!個人的にランキングしてみた!

寒菊 Discoveryシリーズ 日本酒
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こんにちは、スカポンタンです。

今年ついに!『寒菊Discovery Series』を4種類すべてそろえることができました!

結論から言えばもちろんすべて美味しかったのですが、こちらのシリーズを飲み比べた結果、それぞれの特徴と個人的な感想を備忘録として残しておこうと思い、執筆いたします!

今回ご紹介する日本酒は以下のような方にオススメです!

  • 日本酒に苦手イメージを持っている方
  • 同じ蔵の酒米違いの飲み比べを楽しんでみたい方
  • 寒菊Discoverry Seriesを購入しようと思っている方
  • 寒菊Discoverry Seriesの違いをなんとなく知りたい方

寒菊Discoverry Seriesは種類が多く、一斉に発売されるため全種類そろえるのも大変ですし、四合瓶×4本なので1人で消費するとなるとなかなか大変です…。

『寒菊Discoveryシリーズで迷ったらどれを購入すればいいのかな?』

『寒菊Discoveryシリーズ四種類の違いってどんな感じなの?』

といった寒菊Discoveryシリーズを購入しようか検討している方の参考に少しでもなるように執筆していこうと思います!

寒菊Discovery Seriesって?

寒菊 Discoveryシリーズ

『寒菊Discovery Series』は、千葉県産米のみを使用し、その魅力や可能性を探求したシリーズです。

1年に1日だけ4種を全量同時出荷されるそうで、各種類の総販売本数はなんと約3000本限定!

2023年は暑い夏に適応するため、スッキリと飲めるように全量うすにごりの生酒になっていました!

4種類の一番大きな違いは使用している酒米。

イメージカラーと酒米の違い、名前の意味は以下のようになっています。

  • 赤「New Sensation=新感覚」:コシヒカリ
  • 青「Blue Sapphire=真心」:山田錦、五百万石
  • 黄「Identity=存在証明」:総の舞
  • 緑「Adapt=適応」:ふさこがね

寒菊Discovery Seriesそれぞれの味わい

ここからは、筆者の個人的なランキング順に寒菊Discoverry Seriesをご紹介していきます!

寒菊 総乃寒菊 Discovery New Sensation

New Sensation(新感覚)

筆者の個人的No.1が赤がイメージカラーの『New Sensation(新感覚)』

「普段食べているご飯を酒にしてみたい」

という発想から始まった年間で唯一の純米酒スペックの限定酒。

唯一、食用米(コシヒカリ)で造られており、精米歩合90%とは思えないほどきれいな味わい。

アタック(口に含んだ際の印象や感覚)や含み香は弱めでスッと口に入ってきます。

甘みがしっかりとありつつも、しつこくないので飲み飽きしない。

ガス感、甘さ、ジューシーさ、余韻とキレのバランスが絶妙。

価格も4種の中で一番安いですが、感動するほど美味しいです!

  • アルコール度 14°/日本酒度 非公開/酸度 非公開/アミノ酸 非公開
  • 使用米 コシヒカリ/精米歩合 90%
  • 本体価格 1,815円

 

甘味:★ ★ ★ ★

酸味:★ ★

苦味:★

渋味:★

キレ:★ ★ ★ ★

寒菊 総乃寒菊 Discovery Blue Sapphire

Blue Sapphire(真心)

第2位はイメージカラーが青の『Blue Sapphire(真心)』

こちらのお酒がDiscovery seriesのフラッグシップであり、”最も寒菊らしさを表現した1本”とのこと。

筆者も寒菊Discoveryシリーズで初めて飲んだのがこちらのBlue Sapphireで、十四代を飲んだ時と同じくらいの衝撃が走ったのを今でも思い出します…(笑)

宝石を扱うように杜氏が丁寧にもろみ管理をしたことから、「BlueSapphire-青玉(せいぎょく)-」と命名されたそうです。

酒米は山田錦と五百万石を使用しており、お米の甘さを最大限に引き出されている印象。

赤のNew Sensationよりも余韻が長く、甘さが強いので好みによってはこちらの方が好きな方も当然いらっしゃるかと思います。

  • アルコール度 14°/日本酒度 -11/酸度 1.3/アミノ酸 1.0
  • 使用米 山田錦×五百万石/精米歩合 50%
  • 本体価格 2,090円

甘味:★ ★ ★ ★ ★

酸味:★ ★

苦味:★

渋味:★

キレ:★ ★

寒菊 総乃寒菊 Discovery Identity

Identity(存在証明)

寒菊銘醸のある千葉県のオリジナル酒造好適米『総の舞』で醸した黄色の『Identity(存在証明)』

地元の酒米に向き合っていくことを自身に再認識させる意味も含めて命名されたとのこと。

正直、第2位のBlue Sapphireと同率2位と言ってもよいほど、今年のIdentityは美味しかったです!

ほどよく甘く、しっかりとキレがあるので飲み飽きしないで飲み進められます。

  • アルコール度14°/日本酒度 -4/酸度 1.5/アミノ酸 0.9
  • 使用米 総の舞/精米歩合 50%
  • 本体価格 1,980円

甘味:★ ★ ★ ★

酸味:★ ★

苦味:★ ★

渋味:★

キレ:★ ★ ★

寒菊 総乃寒菊 Discovery Adapt

Adapt(適応)

第4位がイメージカラーが緑の『Adapt(適応)』

使用している酒米の『ふさこがね』は、平成18年にデビューした千葉県の独自品種米。

「Adapt」とは”適応する”という意味で、飲むシーンや時代に適応した味わいを目指すことから命名。

こちらは少し苦みがあり、4種類の中でも個人的にはクセを感じました。

寒菊らしいミネラル感と甘さは健在で苦みが良いアクセントとなり、他の寒菊Discoveryシリーズと比べても食中酒向けの印象

  • アルコール度 14°/日本酒度 -4/酸度 1.4/アミノ酸 0.8
  • 使用米 ふさこがね/精米歩合 50%
  • 本体価格 1,925円

甘味:★ ★ ★

酸味:★ ★ ★

苦味:★ ★ ★

渋味:★ ★

キレ:★ ★

※価格は2023年の価格となりますのでご承知おきください。

寒菊Discoverry Seriesを飲み比べしてみよう!

以上、『寒菊Discoverry Series』を独断と偏見でご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

今年もハイレベルな戦いで甲乙つけがたい4種類でしたが、本当に美味しかったです!

『結局どれを買ったらいいの?』と迷っている方は、赤と青の2色だけでも飲んでみることをオススメします!

お米違いや造り方の違いなどで、さまざまな顔を見せる日本酒の楽しさを体感できる日本酒だと思います!

今回は以上です。ご愛読ありがとうございました!

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