こんにちは、スカポンタンです。
日ごろの仕事ですさんだ心を癒すため、新潟に一人旅に行ってまいりました。
結論から申し上げますと…
個人的に今までの一人旅で一番楽しめた宿泊先でした!
今回の記事は以下のような方にオススメしたい内容です!
- 一人旅でオススメの旅行先を探している方
- 日本酒または旅行が好きな方
- 仕事を忘れてオシャレなところでゆっくりと過ごしたい方
今回、筆者が一人旅に選んだ宿泊先は新潟県十日町にある『醸す森』
こちらの宿泊施設ですが、ご存知の方もいるかもしれません。
なんと、日本酒『醸す森』の名前の由来にもなった宿泊施設なのです!
日本酒『醸す森』をご存知ない方は以下の記事を参考にどうぞ。
記事にある通り、とっても飲みやすくて美味しい日本酒なのですが
そんな日本酒の名前の由来となった宿泊施設を日本酒好きの筆者が気にならないわけがない!
というわけで今回の記事では、実際に一人旅で泊まってみた新潟の宿泊施設『醸す森』の感想を忖度なしで執筆していこうと思います!
『醸す森』へのオススメの交通手段は車
宿泊施設『醸す森』があるのは新潟県十日町市松乃山の大自然の森の中。
筆者の住む埼玉県からは約3時間30分ほど車を走らせました。
塩沢石打ICを降りて1時間弱で到着します。
おそらく電車やバス、タクシーで行くのは不可能かと思いますので車で行くことをおすすめします。
4月のあたたかい季節に行ったにもかかわらず、山の中では雪がまだまだ残っていましたね…。
念のためスタッドレスタイヤで行くことを推奨しますが、筆者はノーマルタイヤで突撃。
道路には雪が残ってなくてよかった…。
山道の運転が苦手な筆者でも、道路が広くて交通量も少なかったので安心して運転できました。
駐車場も宿泊施設の目の前にあり、めちゃくちゃ広いので駐車も安心です。
『醸す森』のおすすめポイント
醸す森の実際に宿泊して実感したおすすめポイントをご紹介していきます。
施設内がキレイでオシャレな空間
入ってすぐに目に入るのがこちらのバル。
共有スペースで、夕食や朝食などの食事の会場はこちらになります。
めちゃくちゃオシャレで雰囲気がいいですよね?
夜は照明が絶妙でもっと雰囲気がいいのですが、写真を取り忘れました…。
浴場もこの通り、とってもきれいです。
温泉がメインではないのでこじんまりとしてますが、平日に行った筆者は貸し切り状態だったのでなんの不満もありませんでした。
お湯はちょっと熱いくらいですが、水で調整できるので問題ないです。
また、本格的に温泉を味わうなら近くに松乃山温泉もあるのでそちらに行くのもアリかと。
余談ですが、冷蔵庫やウォーターサーバーなどのアメニティもそれなりに充実してます。
共有して使用するのでそこが気にならなければ問題ないですね。
人生ゲームやジェンガなど、懐かしいゲームも置いてありました(笑)
一人旅だけでなく、友人や家族と手ぶらで行っても楽しめそうですね!
料理がめちゃくちゃ美味しい
筆者が一番楽しみにしてたのは『醸す森』の料理と日本酒。
まず、日本酒についてですが以下のような感じでした。
『醸す森』の日本酒だけで5種類ありました。
火入れ系と大吟醸はいただいたことがなかったので迷わず注文(笑)
上記が『醸す森 大吟醸』
通常の醸す森はわりとジューシーな甘味ですが、甘さや華やかさは控えめでシャープな印象でした。
とはいえ上品で優雅な味わいで、料理を合わせると引き立たせてくれる一本ですね。
ちなみに日本酒はこれ以外にも新潟の自慢の日本酒を取りそろえているようです。
続いてディナーでのコース料理のご紹介です。
すべて紹介したいくらいなのですが、筆者が抜粋した一部の料理の写真を掲載しながら紹介します。
『雪下にんじんのスープ』
豪雪地帯の栽培形態で収穫された『雪下にんじん』を使用したスープ。
前年秋に収穫できる状態のにんじんをわざと2メートル以上もの雪の下で越冬させる方法で
収穫することで通常のにんじんより甘みが増すそうです。
実際にこちらのスープも雪下にんじんの甘味が凝縮されており、ハンパじゃなく美味しかったです!
『つなんポーク 肩ロース グリエ』
こちらはコースのメイン料理。
豚肉はレアに焼かれており、とても柔らかくジューシーなお肉でした!
つけ合わせの野菜も新鮮で肉に負けないくらいとっても美味しかったです。
ちなみに追加料金を払うことで牛肉にすることもできるのですが、この日は豚肉の気分だったので次回は牛肉に変更します(笑)
『松之山温泉のお湯で作った米粉パン』
こちらはコース料理のメニュー名には記載がないのですが、出てくる料理になります。
メニュー名もなかったので勝手に筆者が命名しましたが、松之山温泉のお湯とコシヒカリ(だったはず…)の米粉で作ったパンです。
食感はモッチリとしていてかすかに温泉の香りがするパンになっています。
おかわりも無料でできるので酔っぱらいながらバクバク食べてた記憶があります(笑)
優しい田舎のお母さんの朝食
朝食は自然を見て癒されながらいただきました。
地元のお母さん達が作る目にも体にも優しい彩りとバランスの良い野菜中心の朝食。
たるんだ筆者のお腹には優しいかな?と思っていましたが、食べてみたら量がハンパじゃない…(笑)
ばっちり二日酔いでしたが、とっても美味しくいただきました。
奥にある3種のジュース(左からハーブティー、雪下にんじんジュース、甘酒)もオシャレでいいですよね!
醸す森はとにかく料理が美味しすぎて大満足でした!
価格もリーズナブルでお財布に優しい
ちなみに筆者は『Booking.com』で予約を取りました。
【フレンチディナーと黒倉朝ごはんを楽しむ】醸す森[kamosu mori]1泊2食付きスタンダードプラン
というプランで1泊2日で予約を取ったのですが、夕食と朝食付きで15,000円切りました。
正確には、入湯税の150円を合わせても14,896円でした。
夜に飲んだ日本酒は別料金で3,000円くらいでしたが、筆者としては問題なかったです。
部屋の種類やプラン、宿泊日によって価格などは変わってくるので、その辺は各宿泊予約サイトなどを確認いただくことをオススメします。
店員さんもとても丁寧に接していただけたので、サービスにも不満はありませんでしたよ!
『醸す森』のちょっと残念だったところ
最初に『忖度なしで執筆する』と言っていたので筆者が感じた醸す森のちょっと残念だったところもご紹介します。
近隣にコンビニなどがない
到着直前にコンビニに寄ることを思い出したのですが、時すでに遅し…。
醸す森の近くにはコンビニはありません。
近くても車で15分の距離にあるので醸す森に向かう前に必要なものは買っていきましょう。
自然に溢れすぎて部屋に虫がいることも…
醸す森は大自然に囲まれた場所にあるので、注意書きにもあるように部屋の中に虫がいることもあるようです。
他人事のように書いてますが、筆者も実際に部屋にカメムシ1匹とクモが1匹出没しました。
筆者はビビりながらもなんとか撃退しましたが、カメムシ臭と一夜を過ごすことになりました(笑)
虫が苦手な方は遠慮なくスタッフの方を呼びましょう。
音が響きやすいので敏感な方には不向きかも…
こちらも階段に注意書きがあったのですが、写真を撮り忘れました…。
施設内は音が響きやすく、実際、筆者も何度かトイレで他のお客さんのドアを閉める音などが結構大きく聞こえるなと感じました。
部屋ではそんなに気にならなかったのですが、敏感な方には少々ストレスを感じる方もいるかもしれません。
ただ、それを差し引いてもメリットの方が大きく感じたので、醸す森は筆者のお気に入りの旅行先となりました!
近隣のオススメ観光先もちょっとだけ…
『醸す森』の近くになにか観光スポットがないかと調べた結果、以下の2つに行ってきました。
『清津峡』
1941年に国の名勝および天然記念物に指定されており、日本三大峡谷の一つとされる『清津峡』
『醸す森』から車で30分ほどの距離にあるのでそこまで遠くないところにあります。
信濃川の支流である清津川が形成した峡谷は圧巻です。
約700メートルの薄暗いトンネルを歩いていくといくつかの見どころがあり、
一番奥ではインスタ映え間違いなしの写真が撮影することができます。
筆者の場合、天気が良くなくてイマイチでしたが、それでもかなり楽しむことができたのでオススメの観光スポットです!
『美人林』
こちらは醸す森から車で10分ほどの距離になる美人林。
雪が残っていて足元がかなり悪かったので筆者は長居しませんでしたが、こちらも醸す森同様、自然にあふれていて心が洗われます。
山道なので、ちょっとハードなウォーキングができるため、醸す森で肥え太った体を絞るのにもいいかもしれませんね(笑)
特別な一人旅を『醸す森』で…
いかがでしたでしょうか?
今回の記事は、文字数もかなり多くなってしまいましたが、それだけ最高の一人旅だったということを感じていただけたでしょうか?
醸す森のスタッフの方も
『日本酒としての醸す森はご存知の方も増えてきてますが、宿泊施設としての『醸す森』はまだまだ認知度が低いです。』
と、おっしゃっていたので、筆者の記事で少しでも醸す森に宿泊する方が増えることを祈っております。
日本酒好きの方は特におすすめですが、そうでない方でも存分に楽しむことができることを筆者が保証します!
ぜひ、新潟県十日町の『醸す森』を一人旅などの旅行先として検討いただけたらと思います!
以上、ご愛読ありがとうございました!
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